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2012年2月18日 (土)

「曾根崎心中」 作・角田光代

単行本を買ったのは、何年ぶりだろう。

本を読むのも久しぶり。 角田光代さんの作品を読むのも初めて。

「曾根崎心中」と新聞で見て、即座に読みたい!と思った。

Photo

文楽の「曾根崎心中」は、何回観ただろう。何度観ても、よく出来てる! いい! と思える作品である。初めて文楽を鑑賞する人には、必ず「曾根崎心中」を勧めている。

時間も一時間半であるし、改作されたのも昭和の時代だから、現代人に解りやすい。親しめる作品になっている。

また、作品に力があるから、少々人形がまずくても、語りがまずくても、三味線がまずくても、充分に楽しめるのだ。

その翻案というのだ!興味がないはずがない!

鳥の声がする。・・・やがてしなくなる。・・・あたりの茶屋が戸を開け放つのが聞こえてくる。・・・

この最初の出だしで ? と思った。お初の気持ちから入っているんだ!

お初の気持ち・・・・角田さんのお初の気持ちは解った。で、徳兵衛の気持ちは?

男の気持ちは・・・・どうなんだろう?

私は、文楽を観ても九平次のところがどうも嫌い。なぜ、徳兵衛を陥れるんだ!と思っていた。この部分だけ どうして? と思っていた。

もっとちゃんと説明が必要じゃない?と思っていた。この小説では、ちょこっと・・・

詳細は、本を読んでほしい! 

この本を読んでから、まだ文楽を観たことのない方、文楽の「曾根崎心中」も観てほしい!

そして昨年は杉本博司氏が文楽の「曾根崎心中」に新たな一ページを開いた。

良いことだ。日本の文化が進化することを祈って!

私もささやかながら・・・

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投稿: 藍色 | 2014年6月 3日 (火) 15時27分

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著者初の時代小説 300年の時を超え、究極の恋物語がふたたび始まる。 愛し方も死に方も、自分で決める。 江戸時代、元禄期の大坂で実際に起きた、醤油屋の手代・徳兵衛と、 堂島新地の遊女・初の心中事件をもとに書かれた、 人形浄瑠璃の古典演目『曾根崎心中』の小説化に、角田光代が挑みました。 原作の世界を踏襲しながら、初の心情に重きを置き、 運命の恋に出会う女の高揚、苦しみ...... [続きを読む]

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